9月の半ば、本栖湖に向かうべく、7時頃には家を出た。

Base weight 3.63 kg, pack weight5.12 kg
新宿駅に到着すると、あずさの回遊というのがあり、河口湖まで直通のものがある。そんなの知らなかった。魚みたいだ。急いでホームでスマホを操作し特急券を買う。3車両しかなく、奇跡的に一席だけ空いていた。駅のアナウンスでは「本日の指定席は満席」とのこと。隣に乗り込んできたのは、年配のハイカー。行き先はお互いに尋ねなかった。
9月の半ば、本栖湖に向かうべく、7時頃には家を出た。
Base weight 3.63 kg, pack weight5.12 kg
新宿駅に到着すると、あずさの回遊というのがあり、河口湖まで直通のものがある。そんなの知らなかった。魚みたいだ。急いでホームでスマホを操作し特急券を買う。3車両しかなく、奇跡的に一席だけ空いていた。駅のアナウンスでは「本日の指定席は満席」とのこと。隣に乗り込んできたのは、年配のハイカー。行き先はお互いに尋ねなかった。
大手メーカーのヘヴィなナイロンのバックパックでインドネシアへ向かったのが2007年頃。それから、ナイロンコーティング素材のいわゆるペラッペラのULザックに出会うまでに長い時間を要した。中に入れる荷物を減らすよりも、まずバックパックが重いのが良くないんだ、という安直な考えで、フレームレスを選んだり、またフレームのものに戻ったり。様々紆余曲折して、2020年頃、最近キューベンファイバーというのがあるらしい、軽くて良いらしいよと山の先輩や友人たちから聞いて、ついにHyperliteのバックパックを手にする。それがDaybreakだった。
4年使っても現役で、今ではすっかりDCFの虜に。キューベンファイバーと言っていたら、「今はもうキューベンファイバーとは言わないのだよ、ダイニーマだよ」との声も聞こえてきて、なにそれ別物?いや同じらしい。ややこしいな。でもとにかく魅惑的な素材だ。今回はそんなDCFの話し。