タグ: シンプルライフ

  • エピクロスに学ぶ、真の豊かさとミニマリズム

    エピクロスに学ぶ、真の豊かさとミニマリズム

    エピクロスとは? —— 幸福の本質を探求した哲学者

    古代ギリシャの哲学者エピクロス(紀元前4世紀〜3世紀)は、「快楽主義者」として知られています。しかし、その快楽は単なる物質的な贅沢を求めるものではなく、むしろ「静かな満足」こそが最高の幸福だと考えました。

    彼の哲学では、「動的快楽(kinesis)」と「静的快楽(katastematic)」という二つの概念が重要とされます。

    • 動的快楽:欲望を満たす行為そのもの(食事、買い物など)
    • 静的快楽:欲望が満たされた後の安心感や平穏な状態

    エピクロスは後者の「静的快楽」を最高の幸福と位置づけ、苦痛や不安がない状態(アポニア・アタラクシア)が究極の豊かさだと説きました。

    エピクロスの食生活 —— 質素な食事こそ最大の贅沢

    エピクロスは豪華な食事を求めず、パンとオリーブ、水を基本とする質素な食生活を送っていました。そんな彼が友人に宛てた手紙には、

    「わずかなチーズを送ってくれるなら、私はまるで王の宴を楽しむように満足できるだろう」

    と書かれています。つまり、彼にとって「ほんの少しのチーズ」が特別な贅沢だったのです。

    これは、普段から過度な贅沢に慣れてしまうと感動が薄れ、小さな幸福を感じにくくなることを示唆しています。逆に、シンプルな生活を送ることで、ほんのわずかな変化が大きな喜びにつながるのです。

    エピクロスが警鐘を鳴らした“過剰な欲望”

    エピクロスは過剰な欲望は不幸を生むと考え、以下のようなものを警戒しました。

    • 高級な物を所有すること
    • 豪華な旅行を追い求めること
    • 名声や権力への執着

    これらは一時的な満足をもたらすかもしれませんが、最終的には心の渇望を強め、さらなる欲望を生み出してしまいます。結果として、いつまで経っても満足できない状態に陥るのです。

    現代社会でも、「もっとお金があれば幸せになれる」「最新のガジェットがないと不満」といった考えに縛られがちです。しかし、本当に大切なのは、持っているものに満足する心なのかもしれません。

    ミニマリズムとエピクロスの哲学の共通点

    ミニマリズムとエピクロスの哲学には、多くの共通点があります。

    1. 持たないことで豊かになる
      • 不要なモノを減らし、本当に必要なものだけを持つ。
      • シンプルな生活が、小さな喜びを深く味わうことにつながる。
    2. 静的快楽を重視する
      • 物を所有することで得られる満足よりも、「穏やかで満ち足りた心の状態」を大切にする。
    3. 必要なものと不必要なものを見極める
      • エピクロスは欲望を3つに分類しました。
        1. 自然で必要な欲求(食事、健康、友情など)→ 満たすべき
        2. 自然だが不必要な欲求(豪華な食事、贅沢な生活)→ 控えめに
        3. 自然でなく不必要な欲求(名声、権力)→ 追い求めない

    この考え方を現代の生活に取り入れれば、ムダな出費を抑えながら、本当に価値のあるものに時間とエネルギーを使えるようになります。

    シンプルだからこそ贅沢を深く味わえる

    エピクロスの考え方を取り入れることで、日常の何気ない瞬間がより豊かに感じられます。

    • いつも飲むコーヒーが、1杯の特別な贅沢に
    • 普段食べないチーズや果物が、極上のごちそうに
    • 何もせず静かに過ごす時間が、最高のリラックスに

    これは、刺激を減らすことで感覚を研ぎ澄ますというミニマリズムの核心にも通じるものです。

    まとめ — エピクロスの哲学を現代に活かす

    エピクロスが説いたのは、単なる節約や我慢ではなく、本当に大切なものに意識を向けることです。

    • 物を減らすことは、自由を増やすこと
    • シンプルな暮らしは、満足感を最大化すること
    • 過剰な欲望を手放すことは、心の平穏を得ること

    もし「もっと豊かに暮らしたいけど、何をどう減らしていいかわからない」と感じているなら、一度生活をシンプルに整えてみてください。

    きっと、今まで見えなかった本当の豊かさが浮かび上がってくるはずです。

    エピクロスの哲学をもっと深く知りたい方へ

    エピクロスの思想は、現代のミニマリズムやシンプルライフにも深く通じるものがあります。

    さらに詳しく知りたい方は、ぜひYouTube動画もご覧ください。(一部ふざけてます)

    ▶️ 動画はこちら

    参考書籍:『エピクロス: 教説と手紙』エピクロス

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  • 手放しやすい9つのもの

    手放しやすい9つのもの

    新しい年が始まり、「今年こそミニマリズムを取り入れたい」と考えている人は少なくないだろう。しかし、いざ片付けようと思っても、「何から手をつければいいのか分からない」「結局捨てられない」と悩んでしまうものだ。そんな人に向けて、まず手放しやすい9つのアイテムを紹介する。これが、ミニマリズムの第一歩を踏み出すきっかけになれば幸いだ。

    使われていない家具

    部屋の隅や押し入れの奥に、長らく使っていない折りたたみ椅子や古いキャビネットが眠っていないだろうか。生活空間を広く使うためには、まず「そこにあることを忘れていた家具」から見直すのがいい。目に入る場所にあるものは、本当に必要なのかを自問し、不要であれば手放してみるといいだろう。

    使い古したタオルや寝具

    日常的に使うタオルや寝具は、気づかないうちにくたびれていることが多い。例えば、フェイスタオルを5枚持っているなら、一番古く、色褪せて傷んでいるものを手放してみるといい。新しいものと入れ替えるのではなく、今あるものを厳選するだけで、暮らしの質が向上するはずだ。

    古い技術と時代遅れのメディア

    スマートフォンを買い替えたあと、前の機種を予備として保管するのは理解できる。しかし、歴代の携帯電話をすべて取っておき、「まるで個人博物館のようになっている」という人はいないだろうか。ガラケー時代からの端末を見直し、本当に必要かどうか考えてみてほしい。

    また、SpotifyやApple Musicを利用しているにもかかわらず、棚いっぱいにCDが詰め込まれているなら、それらをデジタル化してみるのも一つの手だ。私自身もかつては大量のCDを持っていたが、デジタル移行後はスペースがすっきりし、聴く音楽も管理しやすくなった。

    壊れたアイテム

    捨てやすいようで、意外と手放せないのが壊れたものだ。例えば、使えなくなった充電器や、故障したまま放置している古いスマートフォン。これらは気づかないうちに積み重なり、スペースを圧迫していることが多い。修理する予定がないものは、潔く処分しよう。

    余分なキッチン用品

    キッチンには、重複している道具が多い。例えば、はさみや計量カップ、カッター、ノコギリなど、同じ用途のものが複数ある場合、本当に必要な数を見直してみるといい。ひとつで多用途に使える道具を選び、厳選されたアイテムだけを残せば、料理の際の動作もスムーズになる。

    着ていない服

    一年間、一度も袖を通していない服があれば、それは不要なものかもしれない。季節をまたいでも手に取らなかった服は、もう自分のスタイルには合わなくなっている可能性が高い。次のファッショントレンドが来るのは10年後かもしれないが、それまで保管する価値があるかどうかを考えよう。

    紙の書類

    紙の書類も、知らず知らずのうちに溜まってしまう。古い領収書やマニュアル、プリントアウトした書類など、今はスキャンしてデジタル保存することが可能だ。Google DriveやEvernoteなどのアプリを活用すれば、必要なときにすぐにアクセスでき、物理的なスペースを節約できる。今後の紙の蓄積を防ぐためにも、公共料金や銀行の明細書をペーパーレスに切り替えるのも有効な方法だ。

    取扱説明書

    電子レンジを購入して以来、一度でも取扱説明書を開いたことがあるだろうか。実はほとんどの製品のマニュアルは、インターネットで簡単にPDFをダウンロードできる。紙のマニュアルをすべて取っておく必要はないので、不要なものは思い切って処分しよう。

    役に立たず、気分を下げるもの

    新年の抱負を掲げたものの、結局続かなかったダンベルや、埃をかぶったままのエクササイズマットはないだろうか。また、一時の流行で購入したスムージーメーカーや、使わなくなったキッチン家電も、場所を取るだけの存在になっているかもしれない。これらは、見るたびに罪悪感を感じさせることもある。自分を責める必要はない。「合わなかった」と認め、次に活かすことが大切だ。


    ミニマリズムを実践しようとすると、どこから手をつけていいのかわからず戸惑うことがある。しかし、まずは「手放しやすいもの」から始めてみよう。スペースができると、気持ちまで軽くなることに気づくはずだ。そして、少しずつ自分にとって本当に必要なものだけを選び取ることで、シンプルで心地よい生活へと近づいていけるだろう。

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  • 何も無い部屋で暖を取る方法

    何も無い部屋で暖を取る方法

    ミニマリストの部屋は寒い。何もないフローリングの上に座ると、底冷えするし、視覚的にも「寒い」と感じる。物が少ないということは、暖を取る手段も限られる。しかし、僕はこのシンプルな環境の中で冬を乗り越えている。そこで今回は、ミニマリストが部屋で暖を取るための具体的な工夫を紹介したい。


    1.朝起きてすぐにエアコンを付ける。そしてヨガ。

    「ミニマリストだからエアコンは使わない」という考え方もあるかもしれないが、寒さで動けなくなるのは本末転倒だ。朝起きたらまずエアコンをつけて部屋を温める。そして、その暖かさの中でヨガをする。

    ヨガは体を内側から温めるのに最適な方法だ。呼吸を意識しながら動くことで、血流が良くなり、身体の芯から暖かくなる。しかも、ヨガマットを敷くことで直接床に触れないため、冷気を遮断できるというメリットもある。

    エアコンの乾燥が気になる場合は、部屋に洗濯物を干すと加湿も兼ねられる。洗濯物はミニマリストにとって、加湿器の代わりにもなる。


    2.ミニマリストパッドの活用

    僕が愛用しているのは、ハイキングやキャンプ用のシュラフパッド(マット)。

    このミニマリストパッドを、部屋の中でも活用する。例えば、

    • 食事をするときに床に敷く
    • 瞑想するときの座布団代わりにする
    • フローリングに直座りするときに使う

    これだけで、床からの冷気をかなり遮断できる。特に冬はフローリングが冷たすぎて、座っているだけで体温が奪われていく。パッドを敷くだけで温かさが全然違う。


    3.机作業でもミニマリストパッドを使う

    椅子に座るスタイルの場合も、ミニマリストパッドは活躍する。

    • 折りたたんで椅子に敷けば、クッションにもなるし防寒にもなる。
    • 足元が冷える場合は、テーブルの下に敷いて足を保温する。
    • 床に直座りよりも、パッドを敷いた方が姿勢が安定する。

    さらに、副次的なメリットとして「痔の予防」にもなる。硬い椅子に長時間座ると負担がかかるが、パッドを敷くことでクッション性が増し、座り心地が改善する。ミニマリストの家具はシンプルなものが多いので、こうしたアイテムを活用することで快適性を向上できる。


    4.部屋の中でもアウトドアウェアを着込む

    ミニマリストの部屋には暖房器具が少ないので、「自分が暖かくなる」ことにフォーカスする。

    • フリースやダウンジャケットを着る。
    • 厚手の靴下を履く。
    • 必要ならネックウォーマーや帽子を被る。

    これで室温が低くても、意外と快適に過ごせる。さらに、ミニマリストパッドを服の中に忍ばせることで、防寒性をアップさせることも可能だ。たとえば、背中やお腹に薄いマットを挟んでおくと、保温効果が抜群に上がる。

    つまり、部屋を暖かくするのではなく、「自分が暖かくなる」ことを最優先にする。


    まとめ:寒い部屋でも快適に過ごせる

    • エアコンを使う(無理はしない)
    • ヨガをする(身体を温める)
    • ミニマリストパッドを活用(床や椅子の冷気を遮断)
    • アウトドアウェアを着込む(部屋の寒さに負けない)

    これらの工夫をすれば、ミニマリストの何もない部屋でも冬を乗り越えられる。とはいえ、正直に言うと…やっぱりコタツが恋しい。

    動画版はYouTubeで: youtube.com/@tokimaru

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  • 僕が買わない10のモノ – 本当に必要なモノだけで生きる

    僕が買わない10のモノ – 本当に必要なモノだけで生きる

    皆さんは普段、どんなものを買わないようにしていますか?

    僕は所謂ミニマリスト生活をしている中で、「これはもう買わなくていいな」と思うものがたくさんあります。そこで今回は、僕が絶対に買わない10のモノを紹介します。

    このリストを知ることで、ムダなモノを減らし、必要なモノだけに囲まれた暮らしを手に入れるヒントを得られるはずです。本当に必要なモノだけで生きると、時間・お金・心の余裕が増えます。ぜひ最後まで読んで、参考にしてみてください。


    僕が買わない10のモノ

    1. デザイン性だけの服

    僕のワードローブのほとんどはアウトドアアイテム。活動や状況に合わせて選び、機能的で着回しやすい服だけを残すことで、悩む時間が減りました。

    過去にはデザイン重視で買った服もありましたが、結局あまり着ることなく手放すことに。シンプルで機能的な服を厳選することで、毎日の服選びもストレスフリーになりました。

    服を含めた全ての持ち物はnoteで紹介しています。

    2. セール品やお得感で買うモノ

    「安いから買う」は、結局ムダ遣いに繋がることが多いです。セールの誘惑に流されず、今、本当に必要なものだけを買うことを徹底。

    そのため、ショップのメルマガはすべて解除。ほしいモノが出てきたときは、とりあえずメモして、時間をおいてから本当に必要か考えるようにしています。

    3. 家電

    以前は音楽をやっていたこともあり「良いスピーカー」を漁っていました。今は部屋には冷蔵庫・炊飯器・ヘアドライヤーのみ。

    スマホやカメラも、長く使えるモノを選び、余計な買い替えをしないようにしています。「新しいから買う」ではなく、「今のもので十分か?」を考える習慣がつきました。

    4. 雑貨や装飾品

    部屋に飾り物が増えると、空間も心もごちゃごちゃします。掃除も増えるし、結局管理が大変。

    家具なしの生活を始めてから、装飾品を買うことはなくなりました。シンプルな空間のほうが、気持ちが落ち着きます。

    5. 使い捨てアイテム

    紙皿、箸、紙コップなど、使い捨てのものは手軽ですが、ゴミも増えるし、長期的にはコストもかさみます。

    僕は繰り返し使える箸とスポークだけを持ち、それを愛用しています。エコな生活にも繋がり、一石二鳥です。

    6. 大きすぎる家具

    家具が増えると、生活の自由度が奪われます。僕はヨガをするため、床を広く使える生活スタイルを大切にしています。

    今の部屋には折りたたみテーブルと椅子のみ。床に直接座る生活のほうが、むしろ快適です。

    7. 深夜の通販番組で売られているもの

    ふとした時に見てしまうアレ。僕はそもそもテレビを持っていないので、衝動買いの誘惑がありません。旅先のホテルなどではたまに目にするんですよね。どちらかと言えばあの番組の出演側になりたいという気持ちです。

    8. キッチン用品

    パンケーキ用の泡立て器、マドラー、特別な調理器具…買っても1、2回しか使わないことがほとんど。

    現在はEVERNEWのチタンクッカー Ti 400FDだけで、ほぼすべての料理を済ませています。これひとつあれば、鍋にもコップにも小鉢にもなるので便利。

    9. サブスクリプション

    毎月の固定費は、意識しないとどんどん増えがち。

    毎月すべてのサブスクを書き出して見直し、本当に使っているサービスだけに絞るようにしています。これだけでムダな出費を削減できました。使っているサブスクは主に、写真や動画の制作関連と、文章を書くためのツール、通信費、メルマガなどで、自分の仕事に必須のものだけにしています。

    10. 「いつか使うかも」と思って買うモノ

    「いつか」は、ほとんど来ません。

    迷ったらすぐに買わず、Want List(ほしいものリスト)にメモ。一定期間後に「やっぱり必要だ」と思えたものだけ買うようにしています。


    モノを買わないことで得られる3つのメリット

    1. 時間が増える
      買い物に使っていた時間を、自分の趣味や大切なことに使えます。
    2. お金が貯まる
      ムダな出費を減らし、本当に価値のあることにお金を回せます。
    3. 心が軽くなる
      本当に必要なモノだけに囲まれると、ストレスが減り、生活がシンプルになります。

    まとめ

    今回紹介した10のモノの中で、「これは買わないようにしよう」と思ったものはありましたか?

    ぜひ、皆さんも自分なりの「買わないリスト」を作ってみてください。それが、モノを増やさない第一歩になります。

    シンプルな暮らしを通じて、時間・お金・心の余裕を増やし、本当に大切なことに集中できるようになりますよ。

    動画版はこちらでご覧ください!チャンネル登録もお忘れなく。

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  • エクストリームミニマリズムでFIREをデザインする ー note販売開始

    エクストリームミニマリズムでFIREをデザインする ー note販売開始

    こんにちは、Tokimaru Tanakaです。

    この度、新作note「エクストリームミニマリズムでFIREをデザインする」をリリースしました。これは、私が実践してきたミニマリズムとFIRE(経済的自立・早期リタイア)の組み合わせについて、具体的な戦略や考え方をまとめたものです。

    • 28,000文字超の完全ガイド
    • ミニマリズムの哲学と実践、S-FIREへの具体的ステップを解説
    • 途中まで無料で読めます
    • 特別付録「Financial Management File」付き(Numbers・Excelの2バージョン)

    書籍化に先駆けたデジタル限定版として提供しています。 実はこれは書籍のスピンアウト版で、本編とはメインテーマが異なり、よりディープな内容になっています。

    ミニマリズム × FIRE = 経済的自由を加速させるライフスタイル

    私は長年、極限までモノを減らした「エクストリームミニマリズム」を実践してきました。 その結果、生活費を劇的に抑えつつ、投資に回せるお金を増やすというライフスタイルに自然とシフトしました。

    例えば、

    • 住居費を抑える
    • 衝動買いを徹底的に排除する
    • 仕事に縛られず、最低限の収入で暮らせる環境を作る

    このような戦略を取りながら、短期間でサイドFIRE(S-FIRE)を達成する方法を、具体的なデータと実践例を交えて詳しく解説しています。

    また、「未来のFIREのために今を犠牲にする」のではなく、今この瞬間から自由を感じられる生き方を実現するためのアプローチを提案しています。

    FIREを目指すなら、投資よりも先に生活コストを最適化すべき

    FIRE(Financial Independence, Retire Early)の概念は近年、日本でも注目を集めていますが、多くの人は「いくら投資すればFIREできるか?」という視点にとらわれがちです。

    しかし、私が提唱するアプローチは少し違います。

    • 生活コストを徹底的に削減する → 必要なFIRE資産を大幅に減らせる
    • その分、短期間での達成が可能になる
    • 資産運用のリスクも低減できる

    例えば、

    • 生活費が月30万円の人は、FIREに必要な資産が1億円以上必要。
    • しかし、生活費が10万円なら、約3,000万円でFIREが可能。

    生活費が低いほど、FIRE達成のハードルは下がるのです。 そして、エクストリームミニマリズムを実践すれば、それは決して「我慢」ではなく、快適なライフスタイルとして成立します。

    特別付録「Financial Management File」付き

    今回のnoteには、特別付録として「Financial Management File」を無料で提供します。

    これは私が実際に使用しているオリジナルの資産管理フォーマットで、

    • 記入の手間を最小限に抑えつつ、
    • 長期的な資産管理に耐え、
    • FIRE達成までの進捗を視覚的に確認できる

    ように設計しました。 NumbersとExcelの2種類を用意しているので、Mac・Windowsどちらでも使えます。

    購入はこちら(途中まで無料で読めます)

    価格は5,980円。 一部無料で読めるので、ぜひ試し読みしてみてください。

    👉️「エクストリームミニマリズムでFIREをデザインする」(note)

    ミニマリズムとFIREを掛け合わせた新しいライフスタイル。 このnoteが、あなたの理想の生き方を実現するヒントになれば幸いです。

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  • エクストリームミニマリストになるための5つの習慣

    エクストリームミニマリストになるための5つの習慣

    そもそもエクストリームミニマリストになりたい人はいないかもしれない。しかしミニマリズムに興味を持ってどんどんモノを捨てていくと、いつしか極限まで達することになって、最低限で暮らすことが楽しくなってもう「趣味」のようになってくる。そうなるとエクストリームミニマリストになるわけだが、現在は14平米の狭小住宅を意図的に選び、65個の持ち物で暮らしている。今回はそうなりたい人に向けての、ややマニアックな記事。良い子は真似しないようにお願いします。

    5つの習慣

    1,バックパック1つに収まる持ち物の量で暮らす

    現在17Lのバックパック1つに全てのものが収まる量の荷物で暮らしている。家具家電は除く。ちなみに家具家電は折りたたみ椅子と机、そして洗濯機とマットレスくらい。電子レンジも食洗機もテレビもオーブンも無い。持ち物リストはnoteで更新しているので、そちらをご参照ください。服と登山道具はどうしても多くなりますね。でも好きなものは仕方ないんです。

    2,朝5時に起きてヨガ

    アシュタンガヨガを始めてから生活リズムが変わった。生活リズムを変えるということは人生が変わるということである。人間が変わる方法は、時間配分を変えるか、住む場所を変えるか、付き合う人を変えるかの3つだと言われる。そのうち、ヨガの実践は時間配分を変えてしまうことになる。5時には起きなければならないので、22時までに寝なければならない。そうなると夕食は軽めに、早い時間にとる必要がある。そうなると遅くまで仕事などしていられない。というループに入る。また、何も無い部屋にしているのはヨガをするためでもある。

    3,コーヒーをネスカフェにする

    昔はコーヒーにこだわっていて、豆から挽いて毎朝ハンドドリップしていた。しかし、あるエクストリームミニマリストがネスカフェを飲んでいるのを見て、それを真似たら、まんまとハマった。コーヒーの香りは空港と旅の始まりを思わせる。ネスカフェは記号であり、概念である。コーヒーなんてなんでもいい、という気持ちよりも、ネスカフェがいいという気持ちになってくる。このコスパは計り知れない。1瓶で40杯分。価格は600円ほど。外で美味しいコーヒーを飲むには600円ほどかかる。つまり価格は1/40。24000円分のコーヒーと体験が、ネスカフェで買える。

    4,コストを最小化して利益は最大化する

    エクストリームミニマリストは生活費が少なくて済む。それも極端に。部屋は狭いので掃除の手間もなく、日用品もほぼ買う必要が無い。一つの洗剤を全ての掃除に使い回す。〇〇専用のアイテムというものはいらない。そんな生活をしていると生活コストが極端に少なくなる。そして仕事はミニマリスト的な仕事を行う。とは言え、デイトレードやレバレッジ取引には気をつけなければならない。チャートを読むトレーニングにはなると思うし、随分これまでのトレードに助けられはした。今は発信が仕事になりつつある。仕入れは自分の知識と経験。在庫は持たず、人は雇わない。移動しながらどこでも働ける。持続可能であること。ROIを意識する。(ネスカフェは高ROI)ストック型とフロー型の分散化された収益構造を持つこと。ミニマリズムはノマディズムとも接続される。それがエクストリームミニマリストの働き方。

    5,何も無い部屋で語り続ける

    ハイキング(登山)は生活に必要な荷物を自分で全て担いで歩くこと。それはミニマリズムのもっとも純粋な姿ではないかと思う。僕は山をただ歩くのが好きだ。何も無い部屋で語り続ける行為というのは、少しだけそれに似ている。部屋に何も無くなってしまって、持ち物も無くなってしまうと、喋ることしか残らなかった。だから僕は今日も独り、この何も無いホワイトボックスで語り続ける。それがエクストリームミニマリズムの体現であるかのように。独りで語り続けていると、良く喋るなと自分でもふと思う。しかし、動画でみんなに語る時以外は口を結ぶ。本来、ヨギというのは多くを語らないし、喋りすぎてはいけない。そういう意味では僕はもうヨギ失格だ。これはもう、人生をかけてのコントであり、パロディである。観客のいない、エクストリームミニマリスト・ショー。今日はこれにて閉店。

    動画版はこちらです。

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  • エクストリームミニマリストの究極の持ち物リストを作る旅

    エクストリームミニマリストの究極の持ち物リストを作る旅

    エクストリームミニマリズムに魅了された私が、最小限の持ち物でどこまで生活を豊かにできるかを探求するために、今回挑戦したプロジェクトについてお話しします。目標は、わずか15アイテムで生活できる最強の持ち物リストを作り出すことです。

    この記事では、エクストリームミニマリストたちの持ち物データ、自分自身の持ち物、そして削減のプロセスを基に、最終的に導き出した15アイテムのラインナップをご紹介します。

    動画版はこちらです。


    エクストリームミニマリズムとは?

    エクストリームミニマリズムは、物を極限まで減らし、必要最低限のアイテムで生活を成立させるライフスタイルです。その目的はシンプルさを追求し、持ち物を減らすことで心の自由を得ることにあります。

    私が参考にしたエクストリームミニマリストたちは以下のような方々です。(注意:本人自らエクストリームミニマリストと名乗っていない方もいます。持ち物の少なさを基準に私が独断で選んだものであることを記しておきます)

    中野善壽さん(10アイテム)

    中野さんは自著「ぜんぶ、すてれば」の中で、10個の持ち物で移動していることを記しています。下着や靴下、iPad、鍵、眼鏡、携帯電話、財布、小さな手帳など、生活の基本的な要素だけに絞ったリストが特徴です。

    Craigさん(18アイテム)

    Craigさんのリストは、デジタルガジェット(ラップトップ、カメラ)や衣類を中心に構成されています。バックパック1つに全てを収め、シンプルながらも効率的な生活を送っています。散歩が好き。

    トクノさん(25アイテム)

    トクノさんはバッグひとつに全ての持ち物が収まる、とても持ち物が少ない方です。より実用性を重視しており、モバイルバッテリーや電動歯ブラシ、印鑑など、日本での日常生活に最低限必要なアイテムを持ち歩いています。

    Andrew Hydeさん(15アイテム)

    Hydeさんはわずか15個の持ち物で世界を旅しています。その中にはiPad、Tシャツ、デニムパンツ、サンダルなど、機能性と汎用性を兼ね備えたアイテムが揃っています。

    Rob Greenfieldさん(44アイテム)

    Greenfieldさんは他のミニマリストと比べると持ち物が多いですが、その理由は環境やサステナビリティを重視した選択にあります。


    自分自身の持ち物リスト

    次に、自分の現在の持ち物を全てリスト化しました。私の持ち物は合計65アイテムあり、以下のようなカテゴリに分類されます。

    衣類(22アイテム)

    防寒用ジャケットやアウトドア用のパンツ、速乾性の下着など。

    衛生用品(11アイテム)

    歯ブラシ、爪切り、耳栓など、基本的な衛生を保つためのアイテム。

    電子機器(11アイテム)

    カメラ、MacBook Pro、スマートフォン、モバイルバッテリーなど、クリエイティブ活動に必要なガジェット。

    登山用品(16アイテム)

    テント、寝袋、クッカーなど、アウトドア活動を支える装備。

    その他(5アイテム)

    財布、ヨガマット、ペン、マグカップなど。

    これらの持ち物をすべて精査し、生活に本当に必要なものを見極める作業を行いました。


    持ち物を削減するプロセス

    削減の基準として、以下の3つを設定しました:

    1. 生命維持に必要なものか? 最低限の衣食住を満たすものに限定。
    2. 多機能性があるか? 1つのアイテムで複数の用途をカバーできるかを重視。
    3. 汎用性があるか? 日常生活から緊急時まで幅広く使えるものを優先。

    この基準を基に、エクストリームミニマリストたちのリストと自分の持ち物を照合し、最小限の15アイテムを選定しました。


    最終的に選ばれた15アイテム

    [衣類:5アイテム]

    1. ジャケット(防寒・防風用)
    2. Tシャツ
    3. パンツ
    4. (街、山、ラン可能)
    5. 下着 & 靴下(速乾性)

    [衛生用品:3アイテム]

    1. 歯ブラシ & 歯磨き粉
    2. 石鹸(全身・衣類用)
    3. 爪切り

    [電子機器:3アイテム]

    1. スマートフォン(多機能デバイス)
    2. モバイルバッテリー(充電用)
    3. イヤホン(音楽・通話用)

    [その他:4アイテム]

    1. 財布(現金・カード収納用)
    2. ノート
    3. ペン
    4. 軽量バックパック(すべてを収納)

    このプロセスから得た教訓

    1. 本当に必要なものは少ない 自分の生活に必要だと思っていた66アイテムの中から、実際に必須だったのはわずか15アイテムでした。
    2. ミニマリズムは個人の価値観に左右される 必要な持ち物は、生活スタイルや目標によって異なります。今回のリストは極限を目指したものですが、必ずしも全員に適しているわけではありません。
    3. 物を減らすことで自由が増える 物を持たないことで、決断疲れやストレスが減り、心の余裕が生まれます。(洗濯の手間は増えます)

    まとめ

    今回のプロジェクトを通じて、エクストリームミニマリズムの本質に触れることができました。たった15アイテムで生活を成り立たせるという挑戦は、自分にとっての「必要」と「不要」を見直すきっかけとなり、大きな気づきを得ることができました。

    もしあなたも持ち物を見直したいと思ったら、このリストを参考に、自分にとって本当に必要なものを選んでみてください。それがあなたの生活をより豊かにする第一歩になるかもしれません。

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  • 買い物を減らすための4ステップ|無駄遣いを防ぐ具体的な方法

    買い物を減らすための4ステップ|無駄遣いを防ぐ具体的な方法

    昨年を振り返ると、買い物が多すぎました。多くはリプレイスであったため、モノの数はそれほど増えていないのですが、支出は増えていました。モノの消耗タイミングというのは、同じ時期に現れるものであり、過去の購買傾向を追ってみると、買う年と買わない年を繰り返していることに気づきました。

    2025年は買わない年にあたる、ということで「買わないチャレンジ」を始めることにしました。この挑戦の目的は、どれだけ買わずに過ごせるか試すこと。もし何かを買ってしまった場合は、そのアイテムと経緯をYouTubeで正直に報告しようと思っています。

    この記事では、買い物を減らすための具体的な方法を四つのステップに分けてお伝えします。

    まずは買い物衝動の心理を理解することが重要です。多くの場合、衝動買いの原因は販売側のテクニックにあります。「期間限定」や「あと〇点」といった言葉は、今すぐ買わなければ損だと思わせる仕組みです。また、仕事で疲れた日やストレスが溜まったとき、自分へのご褒美として余計なものを買ってしまうこともあります。さらに、買った瞬間の高揚感や達成感も衝動買いを後押しします。このような心理的な仕組みを知ることで、買い物を抑える一歩を踏み出せます。買いたいと思ったときには、これは本当に必要なものなのか、自分の感情に流されていないか、冷静に問いかけてみてください。

    次に、買い物環境を整えることが効果的です。私たちの行動は環境に大きく影響されます。たとえば、セール情報や広告メールを見れば、買うつもりのなかったものまで気になってしまいます。そのため、セール通知をオフにしたり、広告メールの購読を解除したりするのがおすすめです。また、オンラインショッピングのハードルを上げることも有効です。具体的には、クレジットカード情報をサイトから削除し、購入時に都度入力が必要になるように設定する方法があります。(これはとてもエクストリームな方法です)さらに、実店舗での買い物でも、計画的にリストを作成しておき、それ以外のものを買わないと決めるだけで衝動買いを防げます。これらの小さな工夫で、無駄な買い物を大幅に減らせるはずです。

    三つ目のステップは、買い物をゲームのように楽しむことです。無駄遣いを防ぐために買わない期間を設定し、自分にルールを課すことで、楽しみながら節約ができます。今回の買わないチャレンジもこのステップに当たります。

    私の場合は全てのモノにおいて買わないチャレンジを行いますが、たとえば、一か月間服を買わないというように、ジャンルやカテゴリで区切って、ライトに試すこともできます。さらに、買わなかったものを記録し、その分節約できた金額を確認することで、達成感を得られるでしょう。私はこのチャレンジを通じて、何も買わずに年末を迎えられるのか試しています。これを仲間と共有すれば、さらに楽しく目標に取り組めるかもしれません。私にとっての仲間は、チャンネルの視聴者の皆さまや、このブログを読んでいるあなたです。買い過ぎに悩んでいる方はぜひ一緒に挑戦してみてください。

    最後に、買い物をした後には必ず振り返りを行いましょう。それが本当に必要な買い物だったのかを見直すことが、次回以降の衝動買いを防ぐカギとなります。買ったものが生活をどのように変えたのか、また同じ状況なら買うかどうかを自問してみてください。私は持ち物リストに購入理由や使った感想を簡単にメモしています。この習慣によって、自分の浪費パターンに気づき、次回からの買い物に役立てています。

    今年は買い物を減らし、どれだけシンプルに過ごせるか試していきたいと思っています。このブログがあなたの参考になればうれしいです。ぜひあなたの工夫や取り組みをコメントで教えてください。新しい気づきやアイデアが得られるかもしれません。シンプルな暮らしを目指して、共に挑戦していきましょう。

    ものを買わないチャレンジ宣言の動画はこちらから

  • ミニマリストのはじめ方 5フェーズ実践

    ミニマリストのはじめ方 5フェーズ実践

    2000年代以降、世界的に広がりを見せたミニマリズム。その原点はどこにあるのでしょうか?米国ではジョシュア・フィールズ・ミルバーンとライアン・ニコデマス、日本では「コンマリ」こと近藤麻理恵や佐々木典士が注目を集めましたが、実はその少し前、シンガポールでピーター・ローレンスという人物が「The Happy Minimalist」(2008年)を発表し、一石を投じました。彼のアプローチは、いわゆる「古典的なミニマリズム」と言えるでしょう。

    このブログでは、ミニマリズムを生活に取り入れるための実践的な5つのフェーズをご紹介します。自分らしい「少ない暮らし」を目指してみませんか?


    フェーズ1:持ち物を最小化する

    最初のステップは、自分が持っているものを見直すことです。以下のポイントを基準に、「不要なもの」を洗い出しましょう。

    • 12ヶ月以内に使っていないものは手放す候補に。
    • エマージェンシーアイテム(防災用品など)は除外。
    • 必要かどうかは、データを元に判断。例:東京の水道水は浄水器がなくても飲用可能。

    不要品が明確になったら、次は行動です。

    • 売る:メルカリなどのフリマアプリを活用。
    • 譲る:必要な人に渡す。
    • 寄付:地域の寄付センターやNPOに。
    • リサイクル:最後まで地球に優しく。

    この過程で得られるもの:

    1. 空間が広がる。
    2. 不要品を売ることで現金収入。
    3. 必要な人に譲ることで自己満足感の向上。
    4. リサイクルで環境保護に貢献。
    5. 家の安全性向上(災害時に落ちてくるものが減る)。
    6. 運気アップ?(風水的にも不要なものがなくなると「気」が流れると言われます)。

    フェーズ2:サービスのミニマル化

    次に見直すべきは、日々利用しているサービスです。

    1. 固定回線:スマホだけで十分かも。
    2. スマホ料金:安いプランや格安SIMを検討。
    3. テレビ:本当に必要?YouTubeやNetflixで代用可能では?
    4. 電気代:白熱電球からLEDへ切り替え。

    フェーズ3:ルーティンのミニマル化

    私たちはなぜ日々の行動を繰り返すのでしょうか?その理由は主に以下の4つ:

    1. 伝統(いつもそうしてきた)。
    2. 文化(みんながやっている)。
    3. 感情(心地よい)。
    4. 義務(しなければならない)。

    これらを冷静に見直し、不必要なものを減らしましょう。例えば「毎朝のSNSチェック」は、本当に必要でしょうか?


    フェーズ4:購買をミニマイズ

    次に、消費行動を見直します。新しいものやサービスを購入する前に、以下を自問してみてください:

    • 今持っているものでどれだけ生きられるか?
    • そのアイテムは自分の寿命より長持ちするのか?
    • 買わずに修理で代用できないか?

    修理や地元の職人を活用することで、浪費を防ぎ、地域経済にも貢献できます。一方、大企業の大量生産品を購入し続けると、天然資源を枯渇させる一因となります。


    フェーズ5:エクストリームスポーツにふける

    最後のフェーズは、身体を使うことになります。私が今いる段階です。自己効率化の追求とも言えるでしょう。シンプルな暮らしを極めると、時間的・経済的余裕が生まれ、心身ともに健やかになります。有酸素運動やランニングの習慣を取り入れることで、体も頭もスッキリ。コストを抑えながら、収支バランスも最適化できます。

    エクストリームスポーツでなくとも、時間的・経済的に生まれた余裕で、自分の好きなことや、やりたいことに初めて注力できるようになります。


    最後に:あなたの次の一歩は?

    ミニマリズムの道のりは一人ひとり違います。このブログが、あなたの第一歩を踏み出すヒントになれば嬉しいです。

    さらに詳しい解説や実践例は、私のYouTubeチャンネルで紹介しています。ぜひチェックしてみてください!

  • 年末の大掃除は不要!? 持ち物を減らすための3ステップ

    年末の大掃除は不要!? 持ち物を減らすための3ステップ

    年末の大掃除、みなさんどうしていますか?僕はここ数年、この伝統行事を完全に手放しています。というのも、部屋にはモノが少なく、掃除そのものがほとんど必要ないからです。家具もなければ、床には何も置いていない。毎日簡単な掃除をしているので、特別な片付けや清掃をしなくても、年末はいつも清々しい気分で過ごせています。

    でも、大掃除は区切りとして良い機会でもあります。特に持ち物を見直すタイミングとしては最高です。今日は、僕が実践している持ち物を減らすための3ステップを紹介します。この方法を取り入れれば、ミニマリストに一歩近づけるかもしれません。


    1. 使用頻度を確認する

    まず最初に、持ち物が実際にどれくらい使われているかを確認します。ここで大事なのは、感情に流されないこと。事実に基づいて判断しましょう。

    おすすめは、持ち物をリスト化してタグをつける方法です。たとえば、6ヶ月以内に使用したものには「Yes」、していないものには「No」というタグをつけてリストをソートします。これを眺めて、6ヶ月間触れていないものを手放す候補として考えます。この”6ヶ月”という期間は、自分のライフスタイルに合わせて調整可能です。エクストリームミニマリストなら、3ヶ月や1ヶ月に短縮するのもいいですね。

    2. カテゴリ別に優先順位をつける

    次に、持ち物をカテゴリごとに分けてみましょう。

    僕の場合、以下のような5カテゴリに分けています:

    • 衣類
    • 電子機器
    • 衛生用品
    • ハイキングギア
    • その他

    カテゴリ分けをすることで、自分の生活において本当に大切な活動や趣味が見えてきます。僕の場合、撮影・制作に必要な道具とハイキングギアが最優先です。それ以外のモノは、手放す候補になります。

    大切なのは、無理に減らそうとしないこと。自分の価値観や活動に合わせて持つべきモノを決め、そこに集中しましょう。

    3. “迷い”を手放す

    いよいよ手放す段階です。このプロセスで多くの人がつまずくのが、「まだ使うかもしれない」というアイテムです。

    そんなときは”保留ボックス”を活用します。保留ボックスには、迷いのあるアイテムを入れて、保管期間を決めます。1ヶ月と決めた場合、その期間中にそのモノを使わなければ手放す決断がしやすくなります。さらに、ボックスに期限を明記しておくと、忘れることも防げます。

    また、リスト化している場合は、手放す予定のモノに網掛けやラベルを付けて常に観察します。こうすることで、必要かどうかが視覚的に分かりやすくなります。

    売るべきか捨てるべきかも悩むポイントですが、売るのに時間がかかるなら捨てるほうが効率的な場合もあります。時間と労力を考慮しつつ、最適な方法を選びましょう。


    おわりに

    年末は心機一転する絶好のタイミング。持ち物を見直して、不要なものを手放してみてください。そうすれば、次の年をよりシンプルで快適な気持ちで迎えられるはずです。

    この3ステップを試してみた感想や、あなた自身の片付けのコツがあれば、ぜひ教えてくださいね。

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