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  • エクストリームミニマリストになるための5つの習慣

    エクストリームミニマリストになるための5つの習慣

    そもそもエクストリームミニマリストになりたい人はいないかもしれない。しかしミニマリズムに興味を持ってどんどんモノを捨てていくと、いつしか極限まで達することになって、最低限で暮らすことが楽しくなってもう「趣味」のようになってくる。そうなるとエクストリームミニマリストになるわけだが、現在は14平米の狭小住宅を意図的に選び、65個の持ち物で暮らしている。今回はそうなりたい人に向けての、ややマニアックな記事。良い子は真似しないようにお願いします。

    5つの習慣

    1,バックパック1つに収まる持ち物の量で暮らす

    現在17Lのバックパック1つに全てのものが収まる量の荷物で暮らしている。家具家電は除く。ちなみに家具家電は折りたたみ椅子と机、そして洗濯機とマットレスくらい。電子レンジも食洗機もテレビもオーブンも無い。持ち物リストはnoteで更新しているので、そちらをご参照ください。服と登山道具はどうしても多くなりますね。でも好きなものは仕方ないんです。

    2,朝5時に起きてヨガ

    アシュタンガヨガを始めてから生活リズムが変わった。生活リズムを変えるということは人生が変わるということである。人間が変わる方法は、時間配分を変えるか、住む場所を変えるか、付き合う人を変えるかの3つだと言われる。そのうち、ヨガの実践は時間配分を変えてしまうことになる。5時には起きなければならないので、22時までに寝なければならない。そうなると夕食は軽めに、早い時間にとる必要がある。そうなると遅くまで仕事などしていられない。というループに入る。また、何も無い部屋にしているのはヨガをするためでもある。

    3,コーヒーをネスカフェにする

    昔はコーヒーにこだわっていて、豆から挽いて毎朝ハンドドリップしていた。しかし、あるエクストリームミニマリストがネスカフェを飲んでいるのを見て、それを真似たら、まんまとハマった。コーヒーの香りは空港と旅の始まりを思わせる。ネスカフェは記号であり、概念である。コーヒーなんてなんでもいい、という気持ちよりも、ネスカフェがいいという気持ちになってくる。このコスパは計り知れない。1瓶で40杯分。価格は600円ほど。外で美味しいコーヒーを飲むには600円ほどかかる。つまり価格は1/40。24000円分のコーヒーと体験が、ネスカフェで買える。

    4,コストを最小化して利益は最大化する

    エクストリームミニマリストは生活費が少なくて済む。それも極端に。部屋は狭いので掃除の手間もなく、日用品もほぼ買う必要が無い。一つの洗剤を全ての掃除に使い回す。〇〇専用のアイテムというものはいらない。そんな生活をしていると生活コストが極端に少なくなる。そして仕事はミニマリスト的な仕事を行う。とは言え、デイトレードやレバレッジ取引には気をつけなければならない。チャートを読むトレーニングにはなると思うし、随分これまでのトレードに助けられはした。今は発信が仕事になりつつある。仕入れは自分の知識と経験。在庫は持たず、人は雇わない。移動しながらどこでも働ける。持続可能であること。ROIを意識する。(ネスカフェは高ROI)ストック型とフロー型の分散化された収益構造を持つこと。ミニマリズムはノマディズムとも接続される。それがエクストリームミニマリストの働き方。

    5,何も無い部屋で語り続ける

    ハイキング(登山)は生活に必要な荷物を自分で全て担いで歩くこと。それはミニマリズムのもっとも純粋な姿ではないかと思う。僕は山をただ歩くのが好きだ。何も無い部屋で語り続ける行為というのは、少しだけそれに似ている。部屋に何も無くなってしまって、持ち物も無くなってしまうと、喋ることしか残らなかった。だから僕は今日も独り、この何も無いホワイトボックスで語り続ける。それがエクストリームミニマリズムの体現であるかのように。独りで語り続けていると、良く喋るなと自分でもふと思う。しかし、動画でみんなに語る時以外は口を結ぶ。本来、ヨギというのは多くを語らないし、喋りすぎてはいけない。そういう意味では僕はもうヨギ失格だ。これはもう、人生をかけてのコントであり、パロディである。観客のいない、エクストリームミニマリスト・ショー。今日はこれにて閉店。

    動画版はこちらです。

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  • エクストリームミニマリストの究極の持ち物リストを作る旅

    エクストリームミニマリストの究極の持ち物リストを作る旅

    エクストリームミニマリズムに魅了された私が、最小限の持ち物でどこまで生活を豊かにできるかを探求するために、今回挑戦したプロジェクトについてお話しします。目標は、わずか15アイテムで生活できる最強の持ち物リストを作り出すことです。

    この記事では、エクストリームミニマリストたちの持ち物データ、自分自身の持ち物、そして削減のプロセスを基に、最終的に導き出した15アイテムのラインナップをご紹介します。

    動画版はこちらです。


    エクストリームミニマリズムとは?

    エクストリームミニマリズムは、物を極限まで減らし、必要最低限のアイテムで生活を成立させるライフスタイルです。その目的はシンプルさを追求し、持ち物を減らすことで心の自由を得ることにあります。

    私が参考にしたエクストリームミニマリストたちは以下のような方々です。(注意:本人自らエクストリームミニマリストと名乗っていない方もいます。持ち物の少なさを基準に私が独断で選んだものであることを記しておきます)

    中野善壽さん(10アイテム)

    中野さんは自著「ぜんぶ、すてれば」の中で、10個の持ち物で移動していることを記しています。下着や靴下、iPad、鍵、眼鏡、携帯電話、財布、小さな手帳など、生活の基本的な要素だけに絞ったリストが特徴です。

    Craigさん(18アイテム)

    Craigさんのリストは、デジタルガジェット(ラップトップ、カメラ)や衣類を中心に構成されています。バックパック1つに全てを収め、シンプルながらも効率的な生活を送っています。散歩が好き。

    トクノさん(25アイテム)

    トクノさんはバッグひとつに全ての持ち物が収まる、とても持ち物が少ない方です。より実用性を重視しており、モバイルバッテリーや電動歯ブラシ、印鑑など、日本での日常生活に最低限必要なアイテムを持ち歩いています。

    Andrew Hydeさん(15アイテム)

    Hydeさんはわずか15個の持ち物で世界を旅しています。その中にはiPad、Tシャツ、デニムパンツ、サンダルなど、機能性と汎用性を兼ね備えたアイテムが揃っています。

    Rob Greenfieldさん(44アイテム)

    Greenfieldさんは他のミニマリストと比べると持ち物が多いですが、その理由は環境やサステナビリティを重視した選択にあります。


    自分自身の持ち物リスト

    次に、自分の現在の持ち物を全てリスト化しました。私の持ち物は合計65アイテムあり、以下のようなカテゴリに分類されます。

    衣類(22アイテム)

    防寒用ジャケットやアウトドア用のパンツ、速乾性の下着など。

    衛生用品(11アイテム)

    歯ブラシ、爪切り、耳栓など、基本的な衛生を保つためのアイテム。

    電子機器(11アイテム)

    カメラ、MacBook Pro、スマートフォン、モバイルバッテリーなど、クリエイティブ活動に必要なガジェット。

    登山用品(16アイテム)

    テント、寝袋、クッカーなど、アウトドア活動を支える装備。

    その他(5アイテム)

    財布、ヨガマット、ペン、マグカップなど。

    これらの持ち物をすべて精査し、生活に本当に必要なものを見極める作業を行いました。


    持ち物を削減するプロセス

    削減の基準として、以下の3つを設定しました:

    1. 生命維持に必要なものか? 最低限の衣食住を満たすものに限定。
    2. 多機能性があるか? 1つのアイテムで複数の用途をカバーできるかを重視。
    3. 汎用性があるか? 日常生活から緊急時まで幅広く使えるものを優先。

    この基準を基に、エクストリームミニマリストたちのリストと自分の持ち物を照合し、最小限の15アイテムを選定しました。


    最終的に選ばれた15アイテム

    [衣類:5アイテム]

    1. ジャケット(防寒・防風用)
    2. Tシャツ
    3. パンツ
    4. (街、山、ラン可能)
    5. 下着 & 靴下(速乾性)

    [衛生用品:3アイテム]

    1. 歯ブラシ & 歯磨き粉
    2. 石鹸(全身・衣類用)
    3. 爪切り

    [電子機器:3アイテム]

    1. スマートフォン(多機能デバイス)
    2. モバイルバッテリー(充電用)
    3. イヤホン(音楽・通話用)

    [その他:4アイテム]

    1. 財布(現金・カード収納用)
    2. ノート
    3. ペン
    4. 軽量バックパック(すべてを収納)

    このプロセスから得た教訓

    1. 本当に必要なものは少ない 自分の生活に必要だと思っていた66アイテムの中から、実際に必須だったのはわずか15アイテムでした。
    2. ミニマリズムは個人の価値観に左右される 必要な持ち物は、生活スタイルや目標によって異なります。今回のリストは極限を目指したものですが、必ずしも全員に適しているわけではありません。
    3. 物を減らすことで自由が増える 物を持たないことで、決断疲れやストレスが減り、心の余裕が生まれます。(洗濯の手間は増えます)

    まとめ

    今回のプロジェクトを通じて、エクストリームミニマリズムの本質に触れることができました。たった15アイテムで生活を成り立たせるという挑戦は、自分にとっての「必要」と「不要」を見直すきっかけとなり、大きな気づきを得ることができました。

    もしあなたも持ち物を見直したいと思ったら、このリストを参考に、自分にとって本当に必要なものを選んでみてください。それがあなたの生活をより豊かにする第一歩になるかもしれません。

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  • 年末の大掃除は不要!? 持ち物を減らすための3ステップ

    年末の大掃除は不要!? 持ち物を減らすための3ステップ

    年末の大掃除、みなさんどうしていますか?僕はここ数年、この伝統行事を完全に手放しています。というのも、部屋にはモノが少なく、掃除そのものがほとんど必要ないからです。家具もなければ、床には何も置いていない。毎日簡単な掃除をしているので、特別な片付けや清掃をしなくても、年末はいつも清々しい気分で過ごせています。

    でも、大掃除は区切りとして良い機会でもあります。特に持ち物を見直すタイミングとしては最高です。今日は、僕が実践している持ち物を減らすための3ステップを紹介します。この方法を取り入れれば、ミニマリストに一歩近づけるかもしれません。


    1. 使用頻度を確認する

    まず最初に、持ち物が実際にどれくらい使われているかを確認します。ここで大事なのは、感情に流されないこと。事実に基づいて判断しましょう。

    おすすめは、持ち物をリスト化してタグをつける方法です。たとえば、6ヶ月以内に使用したものには「Yes」、していないものには「No」というタグをつけてリストをソートします。これを眺めて、6ヶ月間触れていないものを手放す候補として考えます。この”6ヶ月”という期間は、自分のライフスタイルに合わせて調整可能です。エクストリームミニマリストなら、3ヶ月や1ヶ月に短縮するのもいいですね。

    2. カテゴリ別に優先順位をつける

    次に、持ち物をカテゴリごとに分けてみましょう。

    僕の場合、以下のような5カテゴリに分けています:

    • 衣類
    • 電子機器
    • 衛生用品
    • ハイキングギア
    • その他

    カテゴリ分けをすることで、自分の生活において本当に大切な活動や趣味が見えてきます。僕の場合、撮影・制作に必要な道具とハイキングギアが最優先です。それ以外のモノは、手放す候補になります。

    大切なのは、無理に減らそうとしないこと。自分の価値観や活動に合わせて持つべきモノを決め、そこに集中しましょう。

    3. “迷い”を手放す

    いよいよ手放す段階です。このプロセスで多くの人がつまずくのが、「まだ使うかもしれない」というアイテムです。

    そんなときは”保留ボックス”を活用します。保留ボックスには、迷いのあるアイテムを入れて、保管期間を決めます。1ヶ月と決めた場合、その期間中にそのモノを使わなければ手放す決断がしやすくなります。さらに、ボックスに期限を明記しておくと、忘れることも防げます。

    また、リスト化している場合は、手放す予定のモノに網掛けやラベルを付けて常に観察します。こうすることで、必要かどうかが視覚的に分かりやすくなります。

    売るべきか捨てるべきかも悩むポイントですが、売るのに時間がかかるなら捨てるほうが効率的な場合もあります。時間と労力を考慮しつつ、最適な方法を選びましょう。


    おわりに

    年末は心機一転する絶好のタイミング。持ち物を見直して、不要なものを手放してみてください。そうすれば、次の年をよりシンプルで快適な気持ちで迎えられるはずです。

    この3ステップを試してみた感想や、あなた自身の片付けのコツがあれば、ぜひ教えてくださいね。

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