本栖湖の湖畔でキャンプして竜ヶ岳を登る

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本栖湖の湖畔でキャンプして竜ヶ岳を登る

9月の半ば、本栖湖に向かうべく、7時頃には家を出た。

Base weight 3.63 kg, pack weight5.12 kg

新宿駅に到着すると、あずさの回遊というのがあり、河口湖まで直通のものがある。そんなの知らなかった。魚みたいだ。急いでホームでスマホを操作し特急券を買う。3車両しかなく、奇跡的に一席だけ空いていた。駅のアナウンスでは「本日の指定席は満席」とのこと。隣に乗り込んできたのは、年配のハイカー。行き先はお互いに尋ねなかった。

2時間半ほどで河口湖に到着し、焦ってバスに乗ったら、本栖湖とは逆方向に進んでいく。嫌な感じ。本栖湖行きのバスに乗るつもりが、富士山駅行きのほうに乗ってしまった。乗場が2つあり、わかりにくい。富士山駅に到着して、降りる。河口湖に戻らなければならないが、次の電車もバスも90分後。仕方なく歩き始める。途中でタクシーを拾えればと思っていたが、結局最後まで一台も通らなかった。40分ほど歩いて河口湖に到着。すでにこの時にはバックパッカーになった気分だった。

そこからようやく本栖湖行きに乗るも長蛇の列。海外勢、学生の合宿のような団体、満員で当然立ち。

本栖湖湖畔のキャンプ場に到着するも、週末のため当然大勢のパーティーピーポー。なんとか場所を見つけてテントを張る。

最低気温は22度くらいのため、今回はサーマレストのパッドを外して、代わりに山と道のミニマリストパッドを持ってきた。最初はパッドをバックパックの中に入れたパッキングをしていたけれど、荷物が無いため、容積を埋められず収まりが悪かったので、外のサイドポケットに。もう片方には水を入れていて、左右のバランスが取れないので本当はセンターにくくりつけたい。しかしContour35にはバンジーコードが付属していない。ループはある。そこで、DaybreakのコードをContourに転用することを思いつく。今度試してみよう。

山と道のバックパック「mini」には背面にミニマリストパッドが標準で備わっている。フレーム的な役割でもあるし、外すとパッドになるというもの。過去に使用していたので、このミニマリストパッドの用途には疑問を持っていたのだが、今回改めて、パッドのみを買った。

これ、最高だ。この軽さ、それでいて十分な長さ、5mmという絶妙な厚み。僕のヨガマットと同じ厚みで親近感が湧く。外でコーヒーを作ったりする時も使えるし、夜はそのままテント内に入れて、すぐ横になれる。休憩の時も使える。何より空気を入れて膨らます手間がなく、さっとすぐに使えるのがいい。改めてミニマリストパッドを使ってみて、その素晴らしさに気付いた。

夜はインナーシュラフだけで寝たが、明け方若干寒かった。久々の極薄マットレスで身体は痛くなったが、懐かしい痛みで自分が自然の中にいる実感が湧いた。

夕方と夜にぱらぱらと雨が降ったが、本降りにはならず、次の日の朝は天気が良かった。そこで予定していなかったが、急遽竜ヶ岳を登ることにした。

朝になるとまたパーティーピーポーのパーティーモーニングブレックファストが始まるので、それより前に、多くが寝静まっているうちにテントを撤収して出発。車道から登山口に入る。標高1485m、2時間ほどで山頂に到着。途中はよく富士山が見えた。周遊できるルートになっていて、東側から登らないと富士山は見えない。これが功を奏した。山頂に到着した途端に曇ってきて、その後は富士山は雲で隠れてしまった。

下りは湖側の道を降りて、車道につながる。

ショートだったけれど、とても心地よい山行となった。

バスの時間まで少しあったので、バス停前のレストランで鹿カレーを食べた。(カツカレーと迷った)

帰りにキオスクで買ったイギリスのショートブレッドクッキーが美味しかった。カロリーメイトのような形だけど、とんでもないバター味の本格派で素材も少なく無添加。売店の苦いコーヒーとも合う。見つけたらまた行動食として買おう。

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