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Jason Powersmile の代替としてのDavidsというトゥースペースト使用報告

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Jason Powersmile の代替としてのDavidsというトゥースペースト使用報告

これまで愛用してきたトゥースペースト「Jason Poser Smile」が、最近法外に高くなっていることに気づいた。調べてみると、大容量のパッケージの生産が終了しており、さらに日本に代理店がないため、海外からの輸入もなくなってしまったようだ。

この歯磨き粉を長年愛用していて、アマゾンで1,200円くらいで買えていた。2023年頃まではそんな価格だったが、いつの間にか値段が2,000円、3,000円、4,000円とまるで株価のようにどんどん上がっていった。2024年の6月頃、ついに8,000円にまで跳ね上がり、今ではそれ以上になっている。

ジェイソン パワースマイルを気に入っていた理由は、まずその味だ。味がすべてと言っても過言ではない。オーガニック素材で作られていて、添加物が入っていないナチュラルな製品である点も良いが、何よりもそのミントの強さが魅力だった。口に入れた瞬間、強烈なミントが広がり、これだ!と思わせるほどのパンチがある。この辛さが大好きだった。

しかし、単に辛いだけでなく、磨いたときの心地よさや後味、さらには口腔内を清潔に保つ力も備えていて、総合的にとてもレベルが高い歯磨き粉だった。例えば、夜にこれで歯を磨くと、朝起きても口の中がすっきりしている。何年も使い続けてきたので、僕にとってこの歯磨き粉は標準的なアイテムになっていた。

過去に一度だけ、同じジェイソン パワースマイルを使っている人と出会ったことがある。偶然その話をしたところ、「私も使っている!」と盛り上がったことがあった。しかし、日本ではなかなか手に入らないため、使っている人はほとんどいない。

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ジェイソン パワースマイルが手に入らなくなった今、代わりのものを探し始めた。そして、現在使っているのが「Davids」だ。この名前からして、明らかに人の名前だとわかる。アルミのチューブに入っていて、どこか懐かしい雰囲気がある。

コンセプトとしては、ジェイソン パワースマイルとほぼ同じで、オーガニック素材を使用し、添加物や保存料は不使用。アメリカは口腔ケアの意識が高いので、歯磨き粉のクオリティも全体的に高いと思う。似たような製品は数多くあるが、デービーズ デイビッドはサイズ感も絶妙だ。

特に50グラムのミニチューブは毎日持ち歩けるサイズで便利なので、今はこれを基本にしている。いろんな味を試してみたくて全種類トライしているが、一部の味は大きなチューブしかないので、大きなものを買ってみたところ、やはり大きすぎた。今後はミニチューブ一択だなと思っている。もちろん、大きいサイズはお得感があり、家に置いて使う分には良いかもしれないが、僕は移動が多いので、いつも自分の歯磨き粉を持ち歩きたい。

他にあまり物を持たない生活をしている分、同じ歯磨き粉を使うことが自分の精神的な安定剤のようになっているのかもしれない。

最初にチャコールフレーバーを使ったときは、酸味のある不思議な味に驚いた。しかし、使い続けると優しいミントの味わいに慣れ、悪くないと思うようになった。次に試したペパーミントは、チャコールよりも一般的なミントの味で、無難だが少し面白みに欠けた。ジェイソンのようにパンチのあるミントではなく、優しく標準的。誰にでも受けるような優等生の感じはある。悪くない。全く悪くないのだけど、自分には物足りない。

そして現在三本目に使っている大きなサイズのハーバルシトラスミントフレーバーは、名前の通りスパイシーさが見え隠れして悪くはないが、ジェイソン パワースマイルのように毎日使いたいとは思わないのが正直なところだ。(そんな歯磨き粉のほうが稀なのかもしれないが)

だから、おそらくこれを使い終えたら、僕はもう一度チャコールに戻るだろう。そして、最初に感じたように「ちょっと変な味だな」と思いつつも、使い続けていくのだろう。

やっぱりこのビッグサイズは僕には大きすぎる。