年末の大掃除、みなさんどうしていますか?僕はここ数年、この伝統行事を完全に手放しています。というのも、部屋にはモノが少なく、掃除そのものがほとんど必要ないからです。家具もなければ、床には何も置いていない。毎日簡単な掃除をしているので、特別な片付けや清掃をしなくても、年末はいつも清々しい気分で過ごせています。
でも、大掃除は区切りとして良い機会でもあります。特に持ち物を見直すタイミングとしては最高です。今日は、僕が実践している持ち物を減らすための3ステップを紹介します。この方法を取り入れれば、ミニマリストに一歩近づけるかもしれません。
1. 使用頻度を確認する
まず最初に、持ち物が実際にどれくらい使われているかを確認します。ここで大事なのは、感情に流されないこと。事実に基づいて判断しましょう。
おすすめは、持ち物をリスト化してタグをつける方法です。たとえば、6ヶ月以内に使用したものには「Yes」、していないものには「No」というタグをつけてリストをソートします。これを眺めて、6ヶ月間触れていないものを手放す候補として考えます。この”6ヶ月”という期間は、自分のライフスタイルに合わせて調整可能です。エクストリームミニマリストなら、3ヶ月や1ヶ月に短縮するのもいいですね。
2. カテゴリ別に優先順位をつける
次に、持ち物をカテゴリごとに分けてみましょう。
僕の場合、以下のような5カテゴリに分けています:
- 衣類
- 電子機器
- 衛生用品
- ハイキングギア
- その他
カテゴリ分けをすることで、自分の生活において本当に大切な活動や趣味が見えてきます。僕の場合、撮影・制作に必要な道具とハイキングギアが最優先です。それ以外のモノは、手放す候補になります。
大切なのは、無理に減らそうとしないこと。自分の価値観や活動に合わせて持つべきモノを決め、そこに集中しましょう。
3. “迷い”を手放す
いよいよ手放す段階です。このプロセスで多くの人がつまずくのが、「まだ使うかもしれない」というアイテムです。
そんなときは”保留ボックス”を活用します。保留ボックスには、迷いのあるアイテムを入れて、保管期間を決めます。1ヶ月と決めた場合、その期間中にそのモノを使わなければ手放す決断がしやすくなります。さらに、ボックスに期限を明記しておくと、忘れることも防げます。
また、リスト化している場合は、手放す予定のモノに網掛けやラベルを付けて常に観察します。こうすることで、必要かどうかが視覚的に分かりやすくなります。
売るべきか捨てるべきかも悩むポイントですが、売るのに時間がかかるなら捨てるほうが効率的な場合もあります。時間と労力を考慮しつつ、最適な方法を選びましょう。
おわりに
年末は心機一転する絶好のタイミング。持ち物を見直して、不要なものを手放してみてください。そうすれば、次の年をよりシンプルで快適な気持ちで迎えられるはずです。
この3ステップを試してみた感想や、あなた自身の片付けのコツがあれば、ぜひ教えてくださいね。
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